2010-09

キングカズと遭遇。

一昨日は元来の「おっちょこちょい」を二度も演じてしまった。情けない(´_`。)この日は山梨県本部大会に参加し静岡県本部大会へ行く旅程。

朝、山梨へ行く電車。何を勘違いしたか8時50分新宿発と思い込んでいた。実際は8時30分。気づいたのが8時。新宿駅ホームに駆け上がった時、電車のドアが閉まった。次は1時間後。山梨県本部の皆さんにはご迷惑をおかけしました。普通なら携帯のカレンダーで翌日のスケジュールを確認するが、昨日に限って充電が切れチャージ中のまま就寝してしまったのが失敗。ちゃんと確認しなければ。

そんな訳で大会には遅れて参加し、次の予定の為に早々に退席させてもらったが・・・。次の失敗はこの後。車窓からさす秋の陽射しにうとうと、「はちお〜じ」の車内放送を聞き流してまたまたうとうと。そしてしばらくして「あのうすいません。記録にないので乗車券を拝見」と車掌さん。「えーっさっき見せたよ」と思いつつ、笑顔でハイ、と渡そうとした切符をみて青ざめた。なんと山梨から八王子までではないか!えーっ!どおりで指定席の記録がないはずだ。

知らなかった。八王子から横浜に行く路線があったのだ。八王子から横浜線に乗り換え新横浜駅から新幹線で静岡へ行くはず。こっちは東京へ戻り新幹線でと思い込んでいた。これが二つ目の思い込み(>_<)。でもなんとか静岡県本部大会の最後に滑り込むことができたことは報告しておきま〜す。ホッ(^.^)

さてこの日はもっと物語がありました。静岡から帰りの新幹線。そろそろ横浜だなと思いつつ、トイレへいって戻るとき、ふと座席をみてドキ。「えっカズが寝てる」。もう一度見る。確かにキングカズこと三浦和良さんだ。カズさん熟睡中。さすがに寝てるのを起こせない。ひょっとしてと新横浜で起きるかもとチャンスをうかがいつつ。車内放送と同時に後ろの方で伸びをする声が・・・。「起きた!」・・・。「カズさんが起きた」。その後は躊躇することなく体が動いた。

「カズさんですね。写真撮ってもいいですか?」。なんと54歳のおじさん国会議員が超ミーハーなことをなんて思いもしなかった。「ちょっと待って、支度するから」とカズさん。「そりゃそうだら今まで寝てたんだから、遠慮しろよ」なんてことも思いもしないサッカー好きの少年になってしまっていました(^.^)

寝起きで降りる寸前。支度をして背広を着て眼鏡をかけて、「ハイいいですよ」って言われて撮った写真です。緊張してこんな写真しか撮れなかったし、サイン貰うのも忘れてた。でも流石です。いやな顔一つせず中年親父の要請に応えてくれました。

さあ、明日から国会開会です。国会というピッチの上での戦いならぬ論争が始まります。では・・・。

2010-09-30 | Posted in 日記No Comments » 

 

いよいよ国会。

「天気晴朗なれど尖閣諸島周辺は波高し」
その影響は遠く永田町にも及び、「尖閣国会は大荒れの模様」
昨日16時から開催された参議院議員総会での輿石会長のあいさつの言葉を借りると、来月1日から始まる臨時国会の予想はこうなる。しかしよくもまあこんなにいろんなことが起きるものと、つくづく思う。村木さんの無罪確定からことは一転、あってはならない検察の証拠改竄への発展。国民の関心がそこに移りつつあるときに、今度は沖縄地検が中国人船長を突然釈放。それも政治的配慮をわざわざ記者会見で話すという周到ぶり。国内世論は政府批判なのに米国政府高官は政府の対応評価。与党議員の一人でありながら、野党は攻撃材料に事欠かない国会だと思ってみる。
その臨時国会から所属する委員会決定の連絡が先ほど国対から入った。内閣委員会に決まった。特別委員会は決算特別委員会となる。会期は12月3日までとなりそう。さあいよいよ本格的国会論戦に参加することとなる。人事院勧告の取り扱いの議論も熾烈であろう。負ける訳にはいかない。
今日は朝早く東京を立ち、神戸市、津市を回って帰京する。近鉄特急はもうすぐ津に着く。

2010-09-28 | Posted in 日記No Comments » 

 

可視化議連の活動を通して。

郵便不正事件で罪に問われていた厚生労働省元局長の村木さんは、僕の友人の友人。公判で徐々に露わになっていく検察側の強権で杜撰な捜査に怒りを覚えていました。ネット上ではずいぶん前から公判の様子が書き込まれており、間違いなく無罪の声が大きかったのですが、、マスコミはそんな捜査実態が公判で明らかになってもほとんど記事にもしません。そして一昨日、大阪地裁が上訴権を放棄し村木さんの無罪が確定しました。バンザ~イですが、その途端、今度はそんな捜査の最高責任者であるはずの最高検が、担当の前田特捜検事を逮捕です。

冤罪を産んだ強権杜撰な捜査を組織として実行したのは検察です。一検事の証拠改竄とそのその責任のみの個人犯罪へと終息を図ろうとしているように思えるのは僕だけでしょうか? 僕も、党の「取調べの全面可視化を実現する議員連盟」に加わり、遅ればせながら活動をさせてもらっています。議連では、代表選の翌日の15日、村木さん担当弁護士の弘中惇一郎さんと鈴木宗男衆議院議員(弘中弁護士は鈴木さんの件も担当)を招いて学習会を開きました。僅かな時間でしたが弘中弁護士は、杜撰な捜査や裁判のポイントを要領よく話してくださいました。→詳しくは新設の議連HPに掲載しています。http://my-dream.air-nifty.com/kashikagiren/

鈴木議員は、上告棄却でほぼ刑が確定した直後での参加です。最後は涙声になり可視化を含めた検察、司法の改革を訴えられました。その最後の部分です・・・「どうか皆さん本当に公正公平な社会にするためにも可視化をしてもらう、これを強くお願いしたいと思います。10日に弘中先生が異議申し立てをしてくれてますから、もうちょっと私も時間がありますけど、議連にでるのはこれが最後・・・。正直な人、公平公正な善良な市民のためにやってもらいたいと思います。私はたとえ1年入ろうと2年入ろうとびくともしません。民主主義の手続きに乗っ取ってやっていきます。私はこうやって言えるからいいで すけど、言えない人がいるんですよ。声なき声の人がいるんですよ。検察に打ちのめされている。そういった人のために戦っていきたいんですよ」

こう話された翌日、異議申し立てが退けられ刑が確定、議員失職となりました。鈴木議員の話からすればもう少し時間があると思われていたと思います。そして、冒頭の最高検の前田特捜検事の逮捕です。検察や司法が反社会的なことをしているとは思いません。そう国民が信じるためにも、冤罪を減らすための努力を自らが進めなければならない。しかし内部努力だけでは「組織擁護」という怪物に負けてしまう。様々な必要な改革の第一歩として「取調べの可視化」は大きな意味があります。現場の皆さんからすれば、非常にきついかもしれませんが、この国の民主主義を進めるために努力して欲しいと思うのです。

昨日、柳田法務大臣に前田検事捜査の検証チームに第三者を加え、内部だけで行わないよう申し入れを議連で行いました。可視化についても「決断するときには決断する」と言われました。来夏には可視化に関しての中間報告を出すと言いますが、法務省のスピードは少し遅くはないでしょうか。16日には故郷福岡の北九州で患者さんの爪を深く切ったとして傷害罪に問われた元看護長の上田さんも逆転無罪です。一度逮捕されれば過酷な取調べと報道で人としての社会的尊厳はずたずたにされます。村木さんの努力で取調べのあり方に国民の注目が集まっているとき、「人質司法」というありがたくない揶揄を払拭する為にも、可視化にむけスピードアアップしなければなりません。

法務省大臣室での柳田大臣への申し入れ風景

2010-09-23 | Posted in 日記2 Comments » 

 

代表選を経て。

代表選が終わり、菅代表が再選されました。昨日の選挙会場はすごい熱気であふれていました。300小選挙区のポイントでは管さん249、小沢さん51で管さんの圧勝にように見えますが、得票率では菅さん60%、小沢さん40%で、マスコミの世論調査とは違った数字となりました。ただし、1票でも得票が多い方が勝つ小選挙区制なのでこんな数字がでます。地方議員もきれいに6対4、国会議員は五分五分。本当に拮抗した選挙戦だったことを物語っています。

これまで言ってきたとおり、この選挙は民主党が政党として一歩前に進むために必ずくぐらなければならない門でした。菅代表が選挙後のあいさつで言ったようにノーサイド。マスコミが危惧するような分裂まがいの紛争は起こり得ません。選挙後の小沢さん支持議員の集まりも、そのことを全員で確認する集会となりました。マスコミが言う「脱小沢」などで政治主導の政権運営できるはずもないのです。よちよち歩きの民主党政権です。「脱」でも「親」でもない、もともと総力戦で戦うしかなかった。そのことを確認する代表選でした。

集会であいさつする小沢さんの話と立ち居振る舞いをみて、私がそうだったようになぜこれほどまでに小沢一郎という政治家は誤解を受けなければならないのか、と思いました。政治家小沢一郎の本質を見ずに、まわりが余りにも傷つけすぎたように思えてなりません。

菅代表は最後のあいさつで議員になる前の民主党国会議員の職業をほんとどすべて読み上げました。結構な時間を費やしました。チーム民主で政権を運営するという菅代表の強い思いです。政権交代して丸1年。もう右往左往する時間はありません。


これが代表選の投票用紙引換証です。

2010-09-16 | Posted in 日記2 Comments » 

 

前に進むために・・・。

先週のこと。マスコミの記者の方が複数、事務所に来られました。もちろん目的は代表選の話です。私が聞いた範囲の記者の皆さんの予想は、ほぼ菅さんの勝利で一致。来られた記者の方も同じ話です。

それで質問はというと

「代表選どう思われますか?」

僕「どうって、皆さんがほぼ菅さん勝利で決まりって言ってるでしょう」

「それを聞いても小沢さん支持は変わりませんか?」

僕「え~っ。変わると思って来たの」

といったような会話を複数回することになったのでした。菅さん勝利の話を聞いて、心が揺れないか・・・つまりこの人(つまり僕)本当に小沢さんで投票するのかの瀬踏みをされたような雰囲気です。それとも・・・いや~まさかです。

さてそれから少し話をすると、選挙情勢が本当に自社が行っているマスコミ調査の分析どおりなのか若干の疑心暗鬼もある様子。世論調査の結果がマスコミとネットアンケートで真逆の結果が出ていること、国会議員の動向が今一つかめないことなどが理由にあると推測しました。

「江崎は、本当はどっちで投票するか分からないぞ」と菅さん支持の先輩諸氏から思われているとしたら、まだまだ僕も修行がたりません。

加えて大先輩から投票日前日、月曜日の昼食に誘われました。内容は想像がつきます。でもお断りしたら失礼と思いお受けしました。

いろいろ言われていますが、結果は、14日の両候補の最終演説でおそらく決まります。参加する国会議員の気持ちをどちらが揺さぶるかで決まります。皆さん、時間があればテレビを見てください。そしてその演説だけでどちらかを判断してみてください。きっとそれと同じ結果になると僕は思っています。

繰り返し言いますが、僕はこの代表選を決してどろどろしたコップの中の争いだとは思いません。確かに選挙結果は、この国の政治と民主主義の深化に大きく影響を与えます。しかし55年体制を脱しきれていない私たち(政治家も国民も)が前に進むためにはどうしても通らなければならない道だと思います。

2010-09-12 | Posted in 日記1 Comment »