2015-09-11
「表札を母は外さず七十年」
9月11日の平和の句
広瀬 昭和(のりかず)さん(76) 愛知県みよし市
いとうせいこう 亡くなったご主人の名を掲げ続けたのだろう。それは誇りでもあり、意地でもあったろうか。弔旗のごとき表札の、その光を思う。
東京新聞より
誇りでも意地でもあったろうが、戦争を憎み、平和を願う思いもあったに違いない。時の流れとともに無条件に戦争を憎み平和を願う思いが、「それで国は守れない」「兵器も売り物。市場に参入するのが当然」といった声に押されだす。お母さんは70年間闘っていたのだ。表札を掲げ。
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