2012-10-22

日記145  ユース世代への期待

一昨日、福岡県ユース部の総会に呼ばれて国政報告会と意見交換を行いました。質問も多く出ました。ユース部層に期待することは?なんて要望ももらっていました。

これまで何回か全国の若い世代の皆さんと話をする機会を与えてもらっています。そして感じること。今回もそうでした。こういう話を聞いてくれる若い人たちの目の輝きや真剣さが以前と違ってきたのではないか、ということです。なぜでしょうか?単に私がそう感じるだけなのでしょうか?

いややっぱり何かが違ってきたのではないか。そして昨年のプロゴルフトーナメント を見て思ったことを思い返しました。石川選手のホールインワンや松山選手のアマチュアでの初優勝のシーンを観て思ったことです。そのことはこちらから⇒日記38「久しぶりに・・・鳥肌が」

石川と松山は同学年です。バブルもバブル崩壊も全く記憶に無い世代です。物心ついた時はすでに日本は失われた20年に入っており、今のような状況のまま。世界では同時多発テロやリーマンショック、国内では自殺者3万人突破や年越し派遣村、そして3.11。良いことより圧倒的に過酷なことしか経験していない世代です。もちろんインターネットや携帯は日常的な事象という中です。当然のこと高度経在成長経験組はもとより、バブル経験組とは行動様式も思考方法も違って当たり前だと思います。

好きなサッカーでも、本田や長友は1986年生まれですから記憶の片隅にバブルの思い出があるかないかぐらいの世代。それより若い香川などはむしろゴルフの石川や松山と同世代です。彼らにこれまでの日本人と基本的に違うメンタリティーを感じてしまうのは、私だけではないのではないでしょうか。そこに半藤一利さんの40年史観が重なるといやがうえにも若い世代に期待をしてしまうのです。そんな話をユース部の皆さんにしてみました。さてどう感じてくれたか・・・。

 

2012-10-22 | Posted in 日記No Comments »