2012-10-30

日記149 臨時国会開会。

昨日、第181回臨時国会が開会されました。しかし開会初日から荒れ模様です。衆議院では行われた総理の所信表明が参議院では野党の抵抗で開かれませんでした。

一方で安倍総裁は特例公債法案に賛成するという意向で抵抗のみの戦術ではないようですが。その安倍さん、共同通信のインタビューで「民主党との連携は?」の問に「労働組合が支援する政党との連携はあり得ない」と応えました。この方、いったいいつの時代感覚を持って生きているのでしょうか?まるで労働組合を悪者のように平然と言い放つ感覚はどこから生まれたのか。少なくとも世界に民主主義国家であり先進国だと表明する日本。その最大野党の代表がこの政治感覚ではいけません。

下野した自民党はさらに保守化、右傾化しています。大変危惧するところです。

確かに我が国での労働組合の社会的地位は低いままです。先日も臨時職員の組合結成を考えている方と話をしても、「組合加入や結成は悪いこととように思われている」とのこと。この社会認識の温存されているのは既成の労働組合の責任です。連合が市民権を得ていないのです。連合が本当に弱い立場の労働者のために働いているか。国民は冷静に見ているし、同じ事は自治労にも言えます。安倍さんの言葉で自己反省しなければなりませんね。

2012-10-30 | Posted in 日記No Comments »