2012-09

日記125 雨の麹町

今日はしとしと秋雨の麹町です。宿舎の向こう、一昨日、党代表選挙が催されたニューオータニのタワーが雨にけむっています。何となくどんよりしたイメージが出しやすいと思って白黒写真で撮ってみました。

国会が閉会しても代表選で東京を離れることができませんでした。今日から旅にでます。徳島から愛媛、高知と回って土曜日に戻る予定です。それからすぐ北海道へいって1週間動き、来週末は島根県隠岐の島を久しぶりに訪問します。

雨が強くなってきました。では・・・。

2012-09-23 | Posted in 日記No Comments » 

 

33.7の投票率

昨日行われた臨時党大会で野田代表が1回目の投票で過半数を制し、代表に選任された。噂通りの圧勝だった。我らの赤松候補は党員・サポーター、地方議員、国会議員のいずれの獲得ポンイト数も3位で総獲得P数は123Pだった。国会議員の賛成数は40人。45〜46には正直集めたかった。うまくいけば50人台に乗るかもしれないと思っていたが、残念だった。やはり現職ということの締め付けや利害でグループの仲間が野田支持となったのが痛かった。しかし行く人もいれば来る人ありで、これもかなりの人が赤松支持をしてくれたことになる。陣営の想いは「民主・リベラル」の力を見せたいということであった。それからすればそれなりの成果かもしれない。しかし、保守色が強まった民主党の今後は大いに気になるところである。

ところでもう一つ気になるのは党員・サポーターの投票率の低さ。有権者数326,974人で投票者数110,250人で33%台の投票率だった。このうち無効票が3,175票もあった。私の知り合いのところにも投票用紙さえ送られてきていなかった。盛り上げることができなかった代表選にあるのか。システムの問題なのか。いずれにしても政党力が衰えていることには間違いない。ホテルの会場に詰めかけたマスコミのカメラ数も昨年と比べ大幅に減っているように感じた。

民主党の凋落を招いた責任者の一人である菅直人前総理やそのグループは、もう一人の責任者である野田代表を支持しているはず。かつて市民派だった政治家も保守化しつつある民主党は今後どうなるのか。我が党の凋落傾向は止まらず、おそらくもう一度野党になるしかない。それから再び上がれるか。長期の闘いになるだろう。その間おそらくタカ派化した保守政党が日本をどうするか。政治の責任は益々大きくなっている。保守化の傾向を強める民主党とその執行部、中心勢力は一回戦で勝ったと喜んでいられないことを肝に銘じて欲しい。

各県別党員・サポーター投票結果

2012-09-22 | Posted in 日記No Comments » 

 

日記124 タカ派の揃い踏み


昨日の東京新聞が一面トップで載せた記事。永田町でちょっと話題となっています。民主党代表選、自民党総裁選に9人の政治家が立候補しています。自民党の5人は当然全員がタカ派で保守。これは当然といえば当然ですが、やはりタカ派度が高くなっていますね。
問題は民主党も野田総理はそっちの部類だし、鹿野さんも近いこと。
なんとハト派は赤松さんだけですね。やっぱ日本の政治はおかしくなってきましたか?

2012-09-21 | Posted in 日記No Comments » 

 

写真と話1 ナウシカに会える窓側の席

初めて飛行機に乗ったのは、大学受験で上京する時だった。「スカイメイト」という学生専用の半額割引制度を利用した。この制度、空席待ちが条件だが、その後東京暮らしになったこともあり、随分と利用させて貰うことになる。早割とかLCCなどなかった時代だったから助かった。その時の席が窓側だったかどうかは定かではない。しかしこれから見る初めての空からの眺めに期待で胸を膨らませていたはずだ。その後も希望は窓側の席だった。
それがいつ頃からだろう。通路側を予約するようになる。飛行機をよく使うようになってからだ。「トイレに行くにも素早く降りるにも通路側。窓側なんて不便」と、ちょっとしたビジネスマン気取りで、景色よりも合理性となる。
ところがこの仕事になってからは、飛行機の手配は秘書のMさんがやってくれる。席は決まって前の窓側。この2年間いつもそうだ。せっかくだからそのまま何も言わずに座っている。そうするとやっぱり楽しい。建築中のスカイツリーを上から眺めることなんてなかなかできない。夕暮れ時、銀色に光る有明海。沖へ向かう一艘の舟が波をつくる。その扇型の波は驚くほど広く遠く、永遠に消えないものの様に広がっている。なんと美しかったことか。
 そんな景色に会うと「写真を」と思う。しかしできない。そう。決まってあの時間帯なのだ。「すべての電子機器の電源をお切りください」とアナウンスされるあの時間帯。今日もそうだった。いつものあのアナウンスがあった時、ふと外を見る。辺りには入道雲のモコモコした先っちょがいっぱい。入道雲の先に乗っかっている。猛スピードで飛んでるはずだが、モコモコのふわふわ感がジェット機に乗っていることを忘れさせる。雲の景色もいろいろある。青空から見下ろす白いカーペットのような雲海、届きそうなところを漂う綿菓子を引っ張ったような薄い雲などなど。しかし私はこのモコモコ雲の上に乗った浮遊感が好きだ。
宮崎駿監督のアニメ「風の谷のナウシカ」。ナウシカがメーヴェに乗って雲の中を自由に飛び回る時のあのシーン。アニメなのだが観ている者に感じさせるあの何とも言えない浮遊感と重なる。
きっと宮崎さんも飛行機にのって、僕と同じような思いを幾度となくしたに違いない。この日も目の前の雲間から、突然ガンシップやメーヴェに乗ったナウシカが出てきそうだった。
「写真に残したいな。でも・・・」。
「あのアナウンスはほんのさっきだったから」
とこっそりiPhoneを起動して撮ってしまった。しかし、時間が少したったせいで、あのナウシカの雲は写せなかった。
もちろiPhoneの電源はすぐに切った。許していただける範囲だと自己弁護する。少しの罪悪感と胸踊る景色を楽しめる飛行機の窓側の席は、やっぱり良い。

 

 

 

2012-09-19 | Posted in 日記No Comments » 

 

日記123 もうこんな季節

昨日、国会脇の道路を歩いていると黄色い実を発見。街路樹の銀杏の木から落ちた「ぎんなん」でした。早いですね。でももう秋はそこまで来ているんですね。そういえば二三日前から少し喉の調子が悪く、風邪かなと思っています。夏のままの調子でいるととんだことになりますね。

2012-09-19 | Posted in 日記No Comments »