2016-04

日本が豪潜水艦受注合戦で仏に敗北。安倍政権の外交戦略に影。

オーストラリアのターンブル首相が、懸案であった自国次期潜水艦の選定でフランス製に決定したことを自ら発表した。日本は受注合戦で敗北した。
日本はアボット前首相のもとで日本製の潜水艦売り込みを文字通り潜航して進めていた。ところがこれが豪日の密約疑惑に発展し、途中からドイツとフランスも入った競争入札に変更されたが、日本が有利と誰もが思っていたし、私もこのブログでそう書いた。日本製のディーゼルエンジンのそうりゅう型は、潜水能力に優れた日本の技術力の高さの象徴であったし、日米豪の安全保障外交戦略も絡んで動いていたからだ。日本製の潜水艦にアメリカの武器をつむとの話も出ていた。
ところが風向きが変わってきた。それはアボットからターンブルに首相が変わったことによる。独裁的と批判の高かったアボット首相の主導で潜水艦受注は進められていた。安倍首相との関係も強かった。
この決定が今後の安倍外交に与える影響は小さくないと思う。今日は出先なので詳細は後日に譲る。
via PressSync

2016-04-27 | Posted in 日記No Comments » 

 

黒部ダムを空から見ると。


一昨日の夜に高知市に飛びました。現業集会に参加するためです。翌日、6分科会で挨拶し、大阪伊丹空港経由で山形市に飛びました。公営企業の集会です。伊丹〜山形は初めて乗るルートです。いつもと違う景色に出会います。天気も良く、北アルプスの冠雪した峰々の中に大きなダム湖と思しき湖を発見。右におっていくと空の上からもはっきり見えるアーチ型の巨大なダムが。「黒部ダムでは?」と思って迷わず写真を撮りましたが、少し遅くなってダムの形が見えにくくなってしまいました。でも湖の形から間違いなく黒部ダムです。まあしかし良くこんなところに造ったなと関心しますね〜。空からはっきり見えるほどの巨大建造物です。そういえば伊丹空港離着陸時にはあの岡本太郎さん作の「太陽の塔」もはっきり見えます。太陽に向かって飛び立とうとしているかのような真っ白い大きい鳥です。残念ながら僕はまだ空からしか見たことがありません。
さて今日は新幹線にて京都に向かっております。ところで皆さん、山形空港を「おいしい山形空港」と呼ぶのを知っていましたか?僕は知りませんでした。あんまり使う機会がないもので。
最近いろいろ凝った名をつけるのが流行りのようで、有名どころでは一昨日使った高知の「高知龍馬空港」、わかりにくさというかアニメファンならすぐわかる「鳥取砂丘コナン空港」なんてのもあります。
でも形容詞を付けた空港は「山形だけです」とJALの地上係員の方が教えてくれました。さくらんぼ、桃、りんご、米沢牛、お米などなどおいしいものいっぱいの山形だから、「おいしい山形空港」。この時季、さくらんぼや桃の花が咲きほこる山形です。

2016-04-23 | Posted in 日記No Comments » 

 

伊勢志摩サミットの危険。

 14~15日にワシントンで20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれ、「通貨安誘導の回避」と「一段の構造改革」で一致したと伝えられた(新聞報道)。同会議で麻生財務大臣は最近の円高傾向に対し、「円相場の偏った動き」と表現し懸念を示した。しかしルー米財務長官は逆に「相場は秩序的」と反論した。為替介入も辞さないとの暗黙の意思表明だった麻生大臣にとっては出鼻をくじかれた思いであったろう。
 アメリカはアベノミクスの円安誘導政策をこの間黙認してきた。その姿勢が変わったのか。日経のコラムでは黙認の理由を「(米側の)08年のドル安誘導への負い目があるからだ」と解説しているが、それでは言葉足らずである。量的緩和からの出口を探っていた米側からすれば、自らに代わってお金を市中にばら撒く役を演じてくれるならば少々の円安は大目にみていたということだろう。しかしそれでも日米欧の景気は上向かず、アメリカも利上げは事実上不可能な状況とあっては円安をそういつまでも黙ってもいられなくなったのだ。アベノミクスは頼みのアメリカからも「No」を突きつけられた形である。
 さらにアメリカは日本にプレッシャーをかけてきた。「米政権がG20の場でわざわざ冷淡さを見せつけたのは、日本の構造改革の遅れへのいらだちがある(米議会関係者)」(日経)とし、「日本は外需でなく内需に目を向ける必要がある」とルー財務長官は述べ、円安頼みの政策運営から「野心的な構造改革」に政策転換するよう安倍政権に強く促した。内需拡大は以前から私も言ってきたことで賛成であるが、「野心的な構造改革」が気に食わない。その中身は「『脱時間給』法案と、カジノを含む統合型リゾート(IR)法案」の早期成立だからだ。脱時間給法案でさらに給料を安く働かせ、日本でのカジノ開発で米レジャー産業の投資機会を増やすとの思いだ。
 いいかげんにしろと言いたくなる。いずれにしても来月開かれる伊勢志摩サミットの場は、そんな要請を日本が飲まされる場になるかもしれない。またもアメリカに尾を振る役を演じるか。アメリカに振り回される続ける日本を脱しなければ、パナマ文書などに縁のないローカルの面々の生活はさらに過酷になる。

2016-04-20 | Posted in 日記No Comments » 

 

船で伊勢湾を横断。船首に穴あくアクシデント!

昨日一昨日と北海道5区の応援に入りました。日曜日の千歳での集会は鳥越俊太郎さんやシールズの奥田くんなども弁士で参加。大変盛り上がりました。
月曜日は天気が荒れ、みぞれや吹雪で冬に後戻りしたよう。寒い北海道を夕方の便で後にし、中部国際空港に着いたのが夜の8時半過ぎ。
ここから対岸の津市まで船に乗りました。高速船は夜の伊勢湾を少々揺れながら飛ばします。スピードを落としたので、そろそろ津の港だなと立ち上がると、ガッガッと船底をするような音がしたと思ったら、突然ガツンと急停止しました。どうも岩場かなんかに乗り上げたようです。
まさか浸水はしないでしょうと思いつつも少し不安気でいると、船は何事もなかったかのようにガリガリガリと音を立ててバックし、方向を変えて港に入りました。
下船の時、「何があった?」と船員さんに聞くと「ちょっとぶつかってしまいました。すいません」だそうです。降りてみると船首に大穴が開いています!(◎_◎;)良かった沈まなくて。こんなことぉあるんですね〜。

2016-04-12 | Posted in 日記No Comments » 

 

野党で比例代表の統一名簿を作る構想・・・「選挙が終わった後にどうするのか。なかなかわかりにくい話だ」(岡田代表)。選挙後のことを心配するほど余裕がある選挙や党であろうか。

 昨日の民進党の両院議員総会で比例代表で立候補予定の同僚議員が「7月の参院選の際に複数の野党で比例代表の統一名簿を作って闘うべき」との意見を言った。
 今朝の新聞では、その後の岡田代表のコメントを掲載している。
 「(野党で比例代表の統一名簿を作る構想について)選挙が終わった後にどうするのか。なかなかわかりにくい話だ」と慎重な見解を示した、ようだ。
(?)っと思うコメントである。まず与党の3分の2議席獲得を絶対阻止しなければならない選挙のはず。そのためにやれることは何でもやる覚悟が今必要なこと。3分の2取れなければ民進党だってどうなるかわからないし、代表も辞任だろう。逆に3分の2を阻止できれば求心力も出てくる。
 選挙後のことを心配するほど余裕のある選挙でも、余裕のある党でもない。

2016-04-06 | Posted in 日記1 Comment »