2016-03

かつては日米同盟は片務条約と言っていたはずの安倍総理だが・・・。

 米国の若者が日本のために血を流しても日本の若者は血を流さないから、日米同盟は片務条約だ、と言っていたのが安倍総理です。片務条約を双務性にしなければならない。そのためには集団的自衛権の行使が必要だというのが、集団的自衛権行使容認の解釈改憲の理由だった。
 2014年6月9日の決算委員会で私は安倍総理に質問した。論旨は以下の通りだった。
 ① 日米同盟は第五条で、日本領域内の日米双方のいずれか一方(米国の場合は日本国内の米軍基地を指す)に対する他国から攻撃に対し日米の共同対処を規定。
 ② 日本領域外の米国に対する攻撃に対し日本は共同対処しないことになるから、このままでは日米同盟は片務条約となる。
 ③ しかし六条で米軍への基地の無償供与を規定し、双務性を保った条約になっている。
 ④ これに加え集団的自衛権行使を認めれば、基地の無償供与分、日本の負担が大きい片務条約になるのではないか。
 ⑤ だとすれば日米同盟を改正する必要がある。その覚悟はおありか?

 もちろん総理はこれにまともに応えなかった。
 そして昨日の予算委員会で同僚の前川議員(奈良選挙区)の質問に対しての答弁。 
 「もちろん、日米安保上、五条で米国が我が国に対する防衛義務、そして六条で我々が基地を提供しています。これも大変なことでありますから、そこで双務性はあると、こう認識しておりますが、それプラス、それプラスですね、それに更に加えて、やはり今回の法改正によって、当然これは誰が考えてもきずなが強くなるわけであります。」
 という訳で、いつの間にか双務性の上にプラスしたのが今回の集団的自衛権の法改正だとおっしゃるようになっていた。
 やっぱり集団的自衛権行使容認はアメリカのため、その分日本の負担が増える。それに加えて新たな基地を米軍のために辺野古につくる。矛盾だらけの安全保障政策である。「きずな」を強化するなどといった極めて観念的ことが解釈改憲の理由だったとは、何とも情けないではないか。まともな外交ではない。

2016-03-30 | Posted in 日記No Comments » 

 

宿舎の桜も咲き始めました。

 昨日(28日)の話です。宿舎の北側玄関横には枝垂れ桜の木があります。毎年、薄桃色の花で楽しませてくれます。
 朝、宿舎を出る時はまだ花は付いていなかった。確かにそうでしたが、帰るとご覧のようにほんの数輪ですが、花を開かせていました。 
 東京では今週、一斉に咲き始めることでしょう(^^)
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2016-03-29 | Posted in 日記No Comments » 

 

「巨額の紙幣をヘリコプターでばらまくように」って本気で言っているのでしょうか?

 質的・量的緩和も実効性があがらない。マイナス金利に突っ込んでも春闘は昨年より冷えこんだ。挙句に消費税先送りを決断するポーズと思しき著名経済学者との意見交換でも、アベノミクスの異次元緩和の人気は振るわない。
 いよいよ自ら袋小路に入り込んで出口を見えなくしてしまった感がある。そんなところに日経のコラムニストが書くも書いたりである。
 「金融政策の役割は世の中に出回る貨幣流通量の調節である」。本筋ではないですがね。
 「日銀はデフレ脱却に向けた貨幣量増大のために銀行が持つ国債などを買い、その対価として貨幣を供給している」。まさに今やっていること。
 「だが銀行が貨幣を貸し出しに回さず、日銀に預金していたのでは世の中の貨幣量は増えない。マイナス金利は銀行貸し出しを促進させ、市場金利を低下させて借り入れ需要も喚起する政策だが、一定の時間がかかる。量的緩和政策の限界として国債残高の制約も指摘される」。僕もそう言ってきました。
 「しかし、銀行経由でなくとも、日銀が流通貨幣量を増加させる手段はいくらでもある」。えっ、そんな方法あるの?
 「本来、貨幣は無利子の永久政府債務である。貨幣を増刷して政府に供給すれば、政府は無利子で返済不要の資金を手にする。それを原資に政府が大幅な減税をすれば、経済活性化に劇的な効果がある」。それって禁止されている財政ファイナンス(黒田日銀がやっていることはほぼ同じ)よりまずいことでしょう。
 「これは巨額の紙幣をヘリコプターからばらまけば物価は必ず上昇するという、経済学の有名な反論不可能な思考実験の現実版である」。
 う、うそでしょ。そこまで書くのあなた!もうどうしようもない。ホントに危険な状況ですよ。これは。

2016-03-25 | Posted in 日記No Comments » 

 

日本が崩れる。「子どもの貧困全国で拡大」東京新聞

東京新聞が山形大学の戸村健作准教授が独自に調査した「都道府県別の子ども貧困率」を特集している。
それによると、1992年から2012年まで20年間で、全国平均5.4%が13.8%と2,5倍になっている。92年に0.5%ともっとも低かった富山県は12倍の6%にもなってしまった。子ども貧困はもはや特定の地域の問題ではなく、日本全国の問題になっている。
これが世界トップクラスの経済大国の姿だ。政府は県単位の貧困率を算出していない。戸村先生の調査は、都道府県別の生活保護基準額を使用しているので、厚労省のが出す数値と違う。国は可処分所得のデータを使う。
「国の手法では国民全体の所得が下がれば、貧困の基準も下がる。生活保護基準は憲法の生存権に基いて設定された貧困の救済基準。学会では以前から使われている」と国の手法を疑問視している。47都道府県で自ら貧困率を算出しているのは沖縄県だけだ。都道府県でも子どもの貧困率に目を向け、貧困対策を緊急に打つべきではないか。日本が崩れかけている。

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2016-03-17 | Posted in 日記1 Comment » 

 

ロジャー・ムーアって007のジェームズ・ボンドだった(:_;)

 すいません。何気なく過去ブログ読み返してたら「ムムッ」。3月15日に書いた「著名投資家ロジャー・ムーア」。ロジャー・ムーアって誰?投資家?
 ロジャー・ムーアは昔の007ジェームズ・ボンド役したイギリスの俳優さんでした。
 投資家はジム・ロジャーズさんです。ロジャーが似てたのでついついロジャー・ムーアって打っちゃったんでしょうね。お詫びしつつ訂正しました。m(_ _)m
 下の2枚の写真の上がロジャー・ムーアさん、じゃなくて投資家のジム・ロジャーズさん(日経新聞から)です。何となく似てる気も(^^)

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ロジャー・ムーア

 

2016-03-17 | Posted in 日記No Comments »