日記

日本が豪潜水艦受注合戦で仏に敗北。安倍政権の外交戦略に影。

オーストラリアのターンブル首相が、懸案であった自国次期潜水艦の選定でフランス製に決定したことを自ら発表した。日本は受注合戦で敗北した。
日本はアボット前首相のもとで日本製の潜水艦売り込みを文字通り潜航して進めていた。ところがこれが豪日の密約疑惑に発展し、途中からドイツとフランスも入った競争入札に変更されたが、日本が有利と誰もが思っていたし、私もこのブログでそう書いた。日本製のディーゼルエンジンのそうりゅう型は、潜水能力に優れた日本の技術力の高さの象徴であったし、日米豪の安全保障外交戦略も絡んで動いていたからだ。日本製の潜水艦にアメリカの武器をつむとの話も出ていた。
ところが風向きが変わってきた。それはアボットからターンブルに首相が変わったことによる。独裁的と批判の高かったアボット首相の主導で潜水艦受注は進められていた。安倍首相との関係も強かった。
この決定が今後の安倍外交に与える影響は小さくないと思う。今日は出先なので詳細は後日に譲る。
via PressSync

2016-04-27 | Posted in 日記No Comments » 
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