日記

オバマ広島訪問で衆議院解散の確率高まる。

 やはりが的中した。オバマ大統領の広島訪問成功は安倍政権の悲願であった。私は十中八九訪問するだろうと思っていた。大統領は就任当初の非核化演説でノーベル平和賞を受賞した。そしてその後の自らの8年間の一つの締めくくりとしては広島訪問が最高の舞台である。おそらく5月27日、大統領は世界に向かって再び核廃絶への人類の努力を訴える。その隣に安倍総理大臣がいる。二人にとって最高の舞台である。
 このセレモニーを、安全保障関連法案の採決強行や戦争のできる国づくりなどの批判を和らげることに政権はつなげよう。
 昨日のブログに書いたとおり「サミット祭」にこの上ない最高のイベントが加わった。もちろん大統領の広島訪問は歓迎すべきことであり、人類にとっても価値のあることだが、それが核廃絶にどう繋がるかは別物である。現実に北朝鮮の非核化に米国は失敗している。次期大統領候補は日本に核保有を勧めている。政治的セレモニーという価値観で日米の政治家二人の思いが一致したのだ。
 政権側のこんな動きに対して野党側の動きはさっぱりである。そんなんだから小林節教授らがしびれをきらして政治団体を立ち上げてしまった。参議選のしかも比例代表選ですらこんな状況だから、これに衆議選が加われば野党共闘は夢幻となるのは確実だ。
 民進党はやっと昨日、同日選をにらんで選挙対策本部を立ち上げた。遅すぎる。参議選の野党共闘も確立していない中でどうやって民進党単独で選挙対策が打てるのだろうか。
 支持率上昇や野党共闘で比例代表の当選者は増加しないだろう。自らの闘いで勝ち上がるしかない。

2016-05-11 | Posted in 日記No Comments » 
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