日記

アベノミクスはどこへ行った。

 最近はよく拝借ネタでブログを書いていおりますが、今回も面白い数字を整理していただいていたので紹介しますね。ネタ元は高野孟さんの「THE JOURNAL」です。
 昨夜行った行きつけの寿司屋の大将が、「高野さん先日来たよ」って言ってまして、何か大病を患って大手術をしたとか。知らなかったなあ。一人でふらっと来られて、酒好きですが流石にお酒は飲めなくて「寿司食べに来たよって言って、寿司だけ食べて帰ったよ」(大将)だそう。その寿司屋さんに高野さんを最初に連れて行ったのは実は僕で、随分気に入ってもらってTHE JOURNALでも紹介してくれたほどです。
 さて本題です。鳴り物入りで始まったアベノミクスですが、さすが最近とんと口にしなくなったという話です。
 藻谷浩介さんの「デフレの正体」(角川新書)の話もでてきます。僕は、以前安倍首相にデフレは労働力人口減とそれに政策対応してこなかったことが原因の一つと指摘したことがあります。首相は鼻で笑うように「ああ藻谷さんね」とバカにしたような雰囲気でした。
 それはさておき、異次元の金融緩和で膨れ上がった数字がこれです。
          13年3月⇒18年6月
マネタリーベース 138兆円     503兆(+365兆)
日銀の国債保有高 165兆      425兆(+260兆)
日銀当座預金    47兆      385兆(+338兆)
銀行預貸ギャップ 214兆      278兆(+ 64兆)
企業内部留保   306兆      417兆(+111兆)
ETF保有残高    1.4兆      17.2兆(+15.8兆)
 ここまでやっても消費は上向かずです。結局潤ってるのは不動産会社や資産家の一握りの人たち。僕の知り合いの不動産関係の業者さんも、不動産バブルもそろそろ危ないと1年前くらいから言い出しました。
 今度の西日本の災害。東北の復興は緒についたばかり。莫大な福島原発事故の保証や廃炉費用。熊本地震の復興もこれからです。社会保障の自然増は知っての通り。お金はいくらあっても足りないのです。そんな中でこんなお金の使われ方。未来の第2次安倍政権の歴史的評価は最悪でしょう。

2018-07-12 | Posted in 日記No Comments » 

 

日銀が企業の4割で大株主になったそう。

 執筆をサボっておりましたが、こんな日経の記事を読めば書かざるを得ませんです。
 日経新聞調査によると、日銀が3735社中1446社で10位内の大株主。サッポロホールディングスなど5社で筆頭株主になったそうです。
 日経記事→https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32284120W8A620C1000000/?n_cid=NMAIL007 
 黒田総裁の異次元緩和策は、国債購入とETF(上場投資信託)を使っての株式市場への投資。先週もほぼ毎日700億円を超える資金を注入しました。結果日経平均株価は小幅な上げ下げを繰り返す相も変わらずの官製相場。
 日経は、業績と企業価値と無関係に株価を高止まりさせる官製相場に、適正価格まで下がれば増えるはずの買い手を市場から遠ざけると警鐘を鳴らす。
 日銀の保有株が増える一方で個人株主や事業法人が持ち株比率を減らしているし、海外投資家の資金も伸び悩む。つまりはそれだけ魅力のない市場になっているってことです。
 異次元緩和の出口策が話題になる機会も増えたけど、仮に日銀が資金を引きあげれば相場は暴落するかもしれないです。誰が責任とるのでしょう。
 直近の日銀短観も景況感が2期連続悪化となり、実に5年半ぶりのこと。どうなる日本です。

2018-07-02 | Posted in 日記No Comments » 

 

コンビニが席巻する都市文化に未来はあるか。

 なんて偉そうな表題つけちゃいました。
 国中に進出し我が国の小売業界を一変させたコンビニエンスストア。もはや都市生活にはなくてはならないものになった感がある。しかし小生も利用はするが、コンビニの席巻に疑問も感じていた。地方で街の食堂やお弁当屋さんが次々と閉店していくのもコンビニの急拡大が影響していると思う。
 さて小生には料金を払って読んでいる記事がいくつかある。その中にこのブログでも以前紹介した「ぐっちーさんの経済ZAP」というのがある。プロの投資家である山口正洋氏が書くブログだ。最近の記事で興味深いものを見つけたので紹介しちゃう。

 ぐっちーさん花の都パリにいる。
 さて・・・・・と始まる。
 「皆様もそうだと思いますが、ご自分の家を出た時を考えてください。一体何がありますか?」

 「私の東京の家ですと、2ブロックの間にコンビニが3軒、チェーン店のスーパーが一軒、松屋、日高屋などなどがあり、完全に大手小売業に制圧されている訳です。みなさまの地元もあまり変わりはないのではないでしょうか。」
 
 そう。変わりないですよね。地方だと車使っちゃったりしますが。

 それからそれから。

 「私が今借りているパリのアパルトマン(ベルヌイユ通り、オルセー、ルーブルまで歩いて5分ほど)は2ブロック内にいわゆるそういう大手小売業が持っている店は一軒もありません。」
 「あるのは、夫婦でやっているお総菜屋(グロッサリーを兼ねている)、果物屋、ワイン屋(これはチェーンと言えばチェーンでパリに3店舗持っている)、パン屋などなど、すべて個人営業。そしてこの狭いエリア(歩いて5分圏内)にカフェが4件!!」
 「カフェはどこも特色があって、それぞれ大繁盛で、ある意味みなさんのリビングルーム的な役割を果たしています。」

 だそうです。それからブログは
 しかしながら・・・・と続く。
 「正直言って、安い訳ではありません。昼飯は大体1000円は下らず、みなさんグラスのワインなどを飲まれるので、ざっと1500円位なものでしょう。」
 「何が言いたいのか、というと、今の日本の都市は安さばかりを追い求めてきたなれの果てなんだ、ということです。昼飯に500円も払わない、なんて話になればそりゃ、大手牛丼チェーンや日高屋しかやっていけなくなります。しかし、ここにはそんなもの食うか!! と言って食い物にちゃんと金を払う消費者が存在する。彼らだって決して裕福じゃないんです。給料だってここの(ブログのこと)読者の皆様より間違いなく安いです。」

 「日本ではそういう状況で昼飯に千円とか使うと、贅沢だ! とすぐ言われる訳ですが、ここは違う。俺たちが払わないと、こんなに居心地の良い場所がなくなってしまう!こんなにうまいパン屋が消えてしまう! だから俺たちが支えるんだ、というロジックになる訳です。食が人生の中でどれだけ大事なものか、ということを彼らはよくわかっている。その分もちろんうるさい。でもきちんと対価を払っている。これが文化というものではないですか?」

 なるほど。それから。

 「翻って日本はどうでしょうか?セブンイレブンとファミリーマート、そしてマックなどのファストフードに取り囲まれた生活が本当に価値のある人生なのか、そろそろよく考えるべきではないでしょうか。」

 と小生の思いと重なる訳であります。ここんとこを紹介したかったのですよ。

 「そういう意味ではパリに来るたびに日本の地方都市の将来性を感じるわけです。はっきり言えば東京はもうだめです。何せ地価が高すぎて、今からこういう個人経営の業態を立ち上げるのは我々経営者から見るとほとんどアクロバットか、消費者を騙すしか道はありません。しかし、地方ならまだまだ可能性がある。一人一人の生活に密着し、人間の毎日が幸せになるためには何が必要だろう・・・と考えながらパリで生活をしてみると、ここはうらやましいな・・・と思う訳です。」

 ここまでくると東京一極集中をおかしいと言い続ける小生の思いとほぼ100%一緒。

 「インフラだけ見れば東京の方がよほど恵まれています。しかしながら、大事なのは文化。人間そのものです。人間をないがしろにして大きな建物を建ててそれで何が楽しいのか・・・改めて考えさせられてます。」

 そうだ!ぐっちーさんその通り。120%賛成です。
 コンビニが席巻する都市文化に未来はない。これからは本当に地方の時代になる訳です。それが必然なのであります。限界集落なんて小馬鹿にされた所から人間中心の未来社会が始まるのだ!
 
 ぐっちーさんありがとう!ってほとんど他の人の話で今回は済ませちゃいました。すいませんm(_ _)m。

2018-05-28 | Posted in 日記No Comments » 

 

宮古島から始める沖縄タウンミーティング。

 立憲民主党の県連立ち上げの仕事をしています。
 今度、沖縄県連立ち上げ準備のためのタウンミーティングを開催することとしました。
 沖縄県の問題と言えば、「基地問題」となりがちです。もちろん米軍基地問題、特に辺野古移設は大変重要な政治課題です。しかし沖縄が抱える課題は基地問題だけではありません。離島問題、全国一高い子どもの貧困問題など、島嶼の県、戦後長く占領下にあったことといった沖縄ならではの地理的、歴史的特性が多くの解決すべき問題を沖縄県に抱えさせています。そこで沖縄県内数カ所で県民の皆さんから様々な課題、意見、要望を聞くことからまずは始めたい。政党として地域の課題に向き合うことが立憲民主党立党の精神。それが「まっとうな政治」であり、草の根からの民主主義ではないか。そんな思いから沖縄での活動を宮古島から始めます。

名称未設定

名称未設定

2018-05-17 | Posted in 日記No Comments » 

 

恥ずかしきかな「日米地位協定」

 米国は世界で100カ国以上の国々と地位協定を結んでいます。そのうちのドイツとイタリアの地位協定を沖縄県が調査。如何に日米地位協定が異質なものかと、結果を3月30日付けで県HPで公表しています(「他国地位協定調査の中間報告について」)。
 ドイツでは航空法や騒音に関する法律、ドイツ軍の規則などを原則として米軍にも適用。夜間の飛行など米軍の活動を大きく制限している。米軍の飛行もドイツ航空管制が原則としてコントロールし、空域での訓練はドイツ航空管制の事前許可が必要となっているそうだ。周辺自治体の首長や職員には(基地)立入証が交付されており、正当な理由があれば立ち入りが可能。また、ドイツの米軍基地内にはドイツの警察官2名も常駐している。
 イタリアも米軍基地は全てイタリア軍司令官の下に置かれている。米軍の訓練等の活動には事前にイタリア軍司令官の許可が必要となっていて、米軍基地の航空管制はイタリア軍が行っている。
 いずれも米軍関係の事故を引き金に協定改正が行われているわけです。
 日本からしたら「えーっ」と驚く内容です。
 1960年に日米地位協定が締結されて以降、日本が米国に対して正式に改定を提起したことは一度もないとされています。その地位協定には米軍への国内法適用が明記されていないため、米軍には原則として国内法が適用されていないのです。日本政府は米軍機の飛行に対する規制権限をもっていないので、日米両政府で合意した夜間・早朝の飛行制限も守られていない。米軍基地等の財産について、日本の当局は捜索、差押え又は検証を行う権利を行使しないことに合意しているんです。当然、事故現場の統制についても日本側の主導により行われている状況ではありません。

 何、この違いは。独、伊ともに先の戦争の敗戦国です。恥ずかしきかな「日米地位協定」です。
 
 日米首脳会談が近くゴルフ付きで行われる。この大変な時にゴルフで首脳会談はありえないでしょうと誰しも思う。ゴルフは米側から提案されたと弁解しているようですが、日本の方から前回同様フロリダのトランプ大統領の別荘でとお願いしたら、当然米側は「ゴルフします?」と気を利かせるわけです。本当に情けないです。
 こんなことやってるからまともに相手しなくなる。軽く見られる。
 北の要人が中国訪問したのではとニュースが駆け巡った。日本では国会質疑の最中。「重大な関心を持って情報収集、分析に努めている。中国にも説明を受けたい」と言っていた安倍総理。しかし米と韓には事前に中国から金委員長が訪問することを知らされていた。知らなかったのは日本だけ。恥ずかしきかな「日本外交」。

2018-04-12 | Posted in 日記No Comments »