日記

日銀が企業の4割で大株主になったそう。

 執筆をサボっておりましたが、こんな日経の記事を読めば書かざるを得ませんです。
 日経新聞調査によると、日銀が3735社中1446社で10位内の大株主。サッポロホールディングスなど5社で筆頭株主になったそうです。
 日経記事→https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32284120W8A620C1000000/?n_cid=NMAIL007 
 黒田総裁の異次元緩和策は、国債購入とETF(上場投資信託)を使っての株式市場への投資。先週もほぼ毎日700億円を超える資金を注入しました。結果日経平均株価は小幅な上げ下げを繰り返す相も変わらずの官製相場。
 日経は、業績と企業価値と無関係に株価を高止まりさせる官製相場に、適正価格まで下がれば増えるはずの買い手を市場から遠ざけると警鐘を鳴らす。
 日銀の保有株が増える一方で個人株主や事業法人が持ち株比率を減らしているし、海外投資家の資金も伸び悩む。つまりはそれだけ魅力のない市場になっているってことです。
 異次元緩和の出口策が話題になる機会も増えたけど、仮に日銀が資金を引きあげれば相場は暴落するかもしれないです。誰が責任とるのでしょう。
 直近の日銀短観も景況感が2期連続悪化となり、実に5年半ぶりのこと。どうなる日本です。

2018-07-02 | Posted in 日記No Comments » 
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