日記

タジキスタンで国民投票が行われ、95%の賛成で憲法改正。

 中央アジアのタジキスタン共和国で一昨日、憲法改正の国民投票が行われました。
 なんと95%の賛成多数で改正されることに。ほとんど反対がないということは異常ですよ。
 投票率が報道されていないのでわかりませんが、野党はボイコットを呼びかけていたようです。
改正の内容もすごい。現大統領は1992年から現職のラフマン大統領。現憲法は3選を禁止しています。これをラフマン大統領に限って無期にするというもの。死ぬまで大統領であることが可能となります。さらに大統領被選挙権を35歳から30歳に引き下げます。これも33歳の息子が大統領に何かあった場合世襲できるようにとの戦略ではと懸念されています。
 テロへの恐怖や対策を理由に野党締め付けを行うラフマン大統領の強権政治がさらに強まることでしょう。
 よその国のことと侮ってはいけない。どこかの国の首相と政党に似ています。

2016-05-24 | Posted in 日記No Comments » 
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