日記

「九条や風の宮から揚羽蝶」

9月18日の平和の句

野崎 憲子さん(61)  香川県さぬき市

金子 兜太  風とともに揚羽蝶が吹き送られてくる伊勢神宮の外宮別宮。その爽やかさこそ九条。

いとうせいこう  あらわれる蝶と、それが乗る風は人間と時代のようだ。まさに詩。

東京新聞より

 戦禍が現実の社会からすれば、ほぼ理想とも思える日本国憲法の前文と9条。それを70年間守ってきた日本国民も戦禍で苦悩する現実の国々の民からすれば、また夢の世界に住む民に見えるかもしれない。そんな民族だから風の宮から吹く風に乗った揚羽蝶に九条を重ねあわせる。現実を掲げ理想に唾吐く人々との戦いは現実のことだが、理想を掲げ続ける戦いが負けるはずがない。

2015-09-18 | Posted in 日記No Comments » 
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