日記

またやります10万人集会。

 まずは成功と言ってい良いでしょう8月30日の10万人集会。
 主催者発表12万人、警察発表3万人の違いはあんまりなので、警視庁も政治的に動いたか、と見透かされた。12万人はわからないが、少なくとも3万人ではないことは確か。国会周辺のみでも優に3万は超えていたろう。
 僕は憲政記念会館の反対の国会図書館側の交差点に立って「過剰警備監視」の行動を行なっていた。午後2時半くらいになると、さっそく警官が記念館側への通行を封鎖しようとした。理由を聞くと、国会周辺の混雑が危険になってきたとのこと。まだ記念館側歩道が混雑しだしてはいない。警官側と問答していると上司が出てきて、危険がないように封鎖し信号が青になったら通します、となった。これは、記念館側が人で溢れたらここは完全封鎖されるな、と思って記念館側に移り、人の流れを誘導することにした。
 どれだけ先が詰まったかを確認に国会正門前の方に行くと、しばらく進むともうほとんど糞詰まり状態。戻って、「正門前には行けないと思ってください。引き返すか、憲政記念館公園に入って」と声を出しながら、横断歩道脇で誘導を続けること1時間。でも人並みは詰まることなく続いていく。
 どうなってるのと思っていたそんな時、「あの〜すいません。正門前に行くにはどうしたら」と初老の男性が声をかけてきた。「もう行けませんよ」と言いつつ顔を見ると、どこかで見た顔だ。またその男性が「できれば話してくれと言われたもので」と申し訳無さそうに言った瞬間にその顔を思い出した。ただ誰だか思い出せない。有名な人であることは間違いないのだ。
 「分かりました。僕が車道を誘導しますのでついてきて」とその男性と二人で車道を歩き出した。車道にはこんなに持ってこなくてもいいのにと思うくらいの数の警視庁のバスが数珠つなぎに駐車している。はた迷惑極まりない。おそらく車道に人を溢れ出させないためだろう。
 男性は僕の後をついていくる。まだ名前が思い出せない。どうしよう。
 え〜い。申し訳ないが聞いてしまえ、と「すいません。ファンなんですけど、どうしても名前が思い出せないんです。お名前はなんと」というと、「森村誠一です」と返事が返ってきた。
 森村さんを無事送り届け、再び持ち場に戻り誘導を続けた。相変わらず人は詰まることはなかった。カッパをきた僕の行動はこんな風にして終わった。
 
 国会前の道路が人で埋まったことをあとで聞いた。歩道から出させまいとした警備側の目論見を超えた人が押し寄せ、危険を感じた警視庁は封鎖を解除し車道を解放したのだった。その風景が翌朝の新聞の一面を飾ることになる。こんな写真絶対に取らせたくなかった官邸だろう。そのとき知ることになる。あんなに後から後から人が来た僕が誘導していた交差点だった。先はいけないなのだから詰まるはずと思っていたが、何の事はない公園を通って国会前の道路に押し寄せ、封鎖を解除させてしまっていたのだった。
 さて今日のこと、あの森村さんからお礼のハガキが届いていた。名前を忘れ恐縮し、先にハガキを出す前に先手を打たれてしまった。また失敗です。
 そのハガキには本文とともに、「12万白熱と化し9条立つ誠」とあった。先生、お名前を忘れすいませんでした。
 
 皆さん、総がかり行動が9月14日に60日ルールを睨んで、再び10万人集会を開催することが昨日決まりました。今度は月曜日だが、勢いは止まらない。成功させましょう。
 

2015-09-02 | Posted in 日記No Comments » 
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