2015-07-30

官邸の落日

いよいよ週刊誌も書きだした。週刊現代の今週号の特集は「安倍晋三 あっけない退場」だった。つい最近まで無投票で安倍再選といわれていた自民党の総裁選だったが、間違いなく選挙とも言われだした。

そんな中、月刊誌「ファクタ」8月号はGPIF次期理事長選びの難航ぶりを伝えている。菅官房長官と塩崎厚労大臣の対立で後任人事がうまくいかず、仕方なく8月頃まではと現理事長が留任で落ち着いた。ところがその8月が間近なのに未だ後任が決まっていない。官邸がひそかに打診し続けているが、ことごとく断られているという。

人事権をフル活用して権力掌握した官邸=菅官房長官だったが、籾井NHK会長人事の失敗で誰もが用心し始めたそうだ。官邸が激怒して日本郵政社長を切られた元財務官僚が次の職についたが、ここも官邸の圧力で退かされたとか。その執念深さも裏目に出だす。

「驕れる者は久しからず」はやはり安倍内閣にもあてはまる。官邸の落日が見えてきた。

2015-07-30 | Posted in 日記No Comments » 

 

「遣(や)っつける話ばかりや蝿叩(はえたた)き」

7月30日の平和の句

米谷 隆(67)さん 石川県小松市

いとうせいこう 勇壮な話ばかりする人たち。まさか「遣っつけられない」と思っている人たち。個人のうっぷんを国家で晴らそうとする人たち。そこに蝿き。

東京新聞より

2015-07-30 | Posted in 日記No Comments »