2015-06-16

変わる京都の街並み

昨日京都から帰って来ました。
京都駅まで歩くつもりでホテルを出ましたが、結構距離もあることがわかり何より暑かったので途中から地下鉄に切り替えました。
しかし少々歩いたので、京都の街並みというか景観が変わったことに気づきました。
下の写真を見て何か感じませんか?
烏丸通を南、京都駅の方を見た写真で四条通との交差点付近です。
京都ではメインストリートの一つですが、そう看板がありません。というか実際はあるんですがほとんど目立たないのです。
正面のビルは三菱UFJ銀行です。よその街のこの銀行のビルは大きな真っ赤な看板が掛かっているはずです。
手前のビルは三井住友銀行。
両ビルとも近くまで行かないと銀行だとはわかりません。
日本の古都で国際都市でもある京都にふさわしい景観にしようと、京都市は近年力を入れて看板やネオンの規制を強化しました。
大中小、色も形もとにかく目立たせるという我が国のサイン事業には景観配慮などは死語同然。特に大都市東京のごった煮状態はハリウッド映画「ブレードランナー」の近未来都市のモデルになったほどです。
京都のこの街並みはヨーロッパの都市の落ち着いた雰囲気を思わせます。「看板の修正、掛け替え等の費用はすべて所有者負担で協力をお願いしています。」と一昨年の参議院総務委員会の京都視察の折に京都市長が話されました。もちろん高さや大きさ長さ、色使いの協力もです。
やっと日本もここまで来たか、という思いです。
もう一つの我が国を代表する大都会東京も見習って欲しいものです。京都の落ち着いた都市景観を観てからは、あの銀座でさえ超けばけばしく観えてしまいます。
via PressSync

2015-06-16 | Posted in 日記No Comments » 

 

今歌う父が語りしシベリアの歌

6月16日の平和の句

青野 はる子さん(71) 静岡県磐田市

金子兜太 作者の父親のシベリア抑留は長かった。「誰か故郷を想わざる」を大の男が涙とともに歌っていたという。忘れるなシベリア。

2015-06-16 | Posted in 日記No Comments »