2015-05-29

「沖縄の痛みを叫べ珊瑚礁」

5月29日の平和の句

「沖縄の痛みを叫べ珊瑚礁」

鈴木 庸子さん(55) 岐阜県中津川市

金子 兜太 米軍が日本に持つ専用施設の七割余りが沖縄に集中し、今も普天間に代えて珊瑚礁の美しい辺野古にしようとしている。反対です。

東京新聞より

江崎 孝 叫べる人間が叫ばねば。物言えぬ人になるまじ。

2015-05-29 | Posted in 日記No Comments » 

 

アメリカからのFIFA攻撃。

FIFAの総会前に突然、アメリカの司法省がFIFAの幹部9人を含む15人を汚職容疑で起訴しました。現職副会長も2人起訴されたのでFIFAにとってはと大変です。

アメリカはFIFA本部のあるスイスと歩調を合わせて捜査をしているようです。起訴された人の中には米国人はいないのに、なぜアメリカがと驚きです。アメリカが起訴に踏み切った理由に、贈収賄にアメリカの金融機関が使われていたということがあげられています。でもそれだけではないでしょうね。

そう思っていたら、さっそくロシアのプーチン大統領が「起訴は2018年ロシアワールドカップ開催を阻止するためのアメリカの陰謀だ」と発言しました。米ロはウクライナ問題で険悪になっていますから。疑惑はロシア大会と22年のカタール大会に関係しているというか、そこに結びつけると思われます。

ウクライナ問題はアメリカのネオコンが仕掛けたものという話もあります。考えてみればISISも元をただせば、アメリカが仕掛けたイラク戦争が原因です。オバマ大統領は一昨年のシリア空爆をぎりぎりで回避し、最近ではイスラエルとの袂を分けてイランの核兵器疑惑を解決しようとしています。これに反対している勢力がアメリカの政界財界にいます。

アメリカという国は戦後一貫してマッチポンプのように火をつけては消す作業を行いながら、自国の軍需産業や金融資本に利益を集めてきました。資本は肥え太りつつ格差が拡大し、貧困が社会問題になっています。

今回のFIFAに対する揺さぶりもいろいろな思惑が絡んでいそうです。ブラッター会長を残した意味もはっきりしてくるでしょう。圧力に会長が耐え、ロシア大会を実現できるか。今後の展開を見守りましょう。

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