2014-03

日記238 戦後3番目です。

皆さん今日は。2週間ほど日記やコラムの執筆を休んでいました。

そろそろなじみの方から「どうしたの?」との問い合わせがある頃だと思っていた今日この頃。やはり。

ラインにて、「最近Facebook書き込みないけど、どうしたの。体調崩したの?」(ブログ更新するとFacebookに反映されます)との問い合わせが。

ご心配かけました。単なるサボリです(笑)。というか、総務委員会で80分も質問したり、本会議で反対討論したりと結構忙しかったのも事実です。

さて戦後3番目とは、予算案の成立の早さのことです。予算案は衆議院成立後30日で自然成立します。衆議院から参議院に送付されたの2月28日ですから、年度内成立はこの時点で決定してしまいました。衆議院での野党の非力さの証明で、予算委員会の理事会ではほとんど抵抗できないようです。特に維新が与党にすり寄っていますから、なおさらです。

そんな訳で参議院での予算委員会などの各委員会では、与党も質疑時間などでそれなりの譲歩はしているようですが、あくまでもそれなりの範囲です。最後のところは譲りません。よって参議院での予算案の成立が3月20日という早さだったということです。

NHK予算の方は前代未聞の6野党反対となりました。通常は全会一致が当たり前ですが、さすがにあの会長の下で予算支出はだめでしょうと、反対に。しかし賛成多数で成立するので、痛くもかゆくものない。あのふてぶてしさの理由はそんな現実もわかってのことでしょう。全会一致でないことは結構大きなことですが、その辺の重みを会長や安倍総理が感じるとは思われません。

さてそんな国会の外では、桜が咲き出したようです。今朝、朝のジョギングに出る時、宿舎の桜も国立劇場の桜(アイキャッチの写真は国立劇場の桜)も咲いていました。

来週1週間、立憲フォーラムの仕事でアメリカに行きます。オバマ大統領訪日前に向こうの皆さんと会って、安倍総理の政治問題も含め日本の現状についての説明と意見交換が目的です。江田前参議院議長と3人で行ってきます。

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2014-03-27 | Posted in 日記No Comments » 

 

日記237 あれから3年。

あれから3年。

昨日、国立劇場で追悼式が開かれ、参議院議員として参加しました。毎回ですが、遺族代表の方々の追悼の辞には涙します。

地震直後、元気に行ってくるといって職場に戻った25歳の娘さん。そのまま津波に飲み込まれ犠牲になられました。責任ある心が自らの命を捧げることになりました。

地震発生後すぐの原発事故のため全員が着の身着のままで避難せざるを得なかったお嬢さん。しばらく立ってから自宅の下からお父さんが遺体で見つかりました。あの時、まだ生きていたのではないか、助けられたのではないか、と自問自答されます。

それぞれかけがえのない人を亡くされ、力を振り絞って3年間、生き抜いてこられたのです。おそらく全てのご遺族の方々がそうなのだと思います。

なかなか思う通りに進まない復興。それに加えて原発事故の福島は復興が置き去りにされつつあります。

地震と大津波という自然災害は、自然の前で人間の無力さをまざまざと見せつけました。どうしようもない環境の中で、どんなに人と人のつながりが大切かを学び、「絆」という言葉が使われるようになりました。

原発事故は絶対の「安全」は無いことを教え、自然災害が多く、狭小だけど人口密度が高い島国での原発事故が、どれほどの甚大な影響を与えるかを学んだはずです。

人間とは本当に大変な生き物です。「絆」を大切にしたいと思いつつ、「他人事」にできる力もあります。

東京の都知事選では原発事故が争点にはなりませんでした。

2020年の東京オリンピック招致成功は、東京新開発を生み、被災地から復興のスピードを間違いなく奪っています。

景観や自然を破壊するような巨大新国立競技場が建設されようとしています。などなど・・・

まるで「他人事」だからできるような事があちこちで起きだしました。決して2年前では許されなかったこと。

あれから3年。意識をもって「絆」の方を大切にしなければならないと思います。

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2014-03-12 | Posted in 日記3 Comments » 

 

日記236 菜の花が咲きました。

先週末は柳川に戻りました。日帰りに等しい1泊2日でした。

暖かい天気の中、車の窓から何気なく外を見ていると、あのいつみてもホッとする黄色い花たちの姿が目に飛び込んできました。

菜の花です。

春の香りの代表とでも言うような、あの匂いも漂ってきそうでした。距離もあり窓も閉めていたので、香るはずもありませんが、体感覚で匂いを感じました。

春の訪れです。

ついこの間の東京の大雪がもう随分と昔のように感じます。

そして桜の開花とともに雪のことはもう忘れてしまうでしょうね。きっと(^.^)

2014-03-10 | Posted in 日記No Comments » 

 

日記235 ぞうさんの歌。

おはようございます。今日は早起きして、福岡に戻ります。昨日は暖かかったのですが、今日はまた寒くなりそうですね。風邪引かないようにしましょう。

昨日の夕刊で作詞家のまどみちおさんが亡くなられたことを知りました。104歳だったそうです。まどさんを知らない方も、あの「ぞうさん」の歌の作詞家と聞けばお分かりになるのではないでしょうか。

ぞうさんの詩。簡単な言葉で単純ですが、ぞうさん親子のかわいらしい情景が目に浮かびます。でもよくよく考えると深い意味があることに驚かされます。

ぞうさんの特徴はお鼻がながいこと。人間だとした、お鼻が高いであればまあ良いでしょうが、あまり喜ばれる特徴ではありません。そんな意味を込めてまどさんは、こぞうさんに「お鼻がなんてながいの」と呼びかけ、こぞうさんは悪びれることな無く、素直に「長いよ。だってお母さんも長いよ」と返します。

そして2番目の詩のすごさ。こぞうさんに「誰が一番好き」とたずると、すぐさまこぞうさんに「お母さんに決まってるよ」と答えさせます。こぞうさんは、自分と同じようにお鼻が長いお母さんが一番好きなのです。

まるで、「大好きな母さんもお鼻が長いんだ」と自分の特徴をいばっているようです。

まどさんは、この詩で人と違う個性や特徴のことをぞうさんの長い鼻を題材に、それぞれそれでいいんだよ。大事な大事なあなただけの宝だよ、と子どものころ私たちに教えてくれていました。でも僕はそのころ、この詩にそんな意味があるなんて思いもかけず、ぞうさんぞうさんと歌ってました。意味がわかるようになったのは大人になってからです。

そして、僕の子どもにぞうさんの歌とその意味を教えたような気がします。

まどみちおさん。ぞうさんの歌をありがとう。ほかのたくさんの詩を残してくださって、ありがとう。安らかにお眠りください。

まどさんの思いを引き継がなければなりませんね。

ぞうさん ぞうさん おはなが長いのね そうよ かあさんも長いのよ

ぞうさん ぞうさん だれが好きなの  あのね かあさんが好きなのよ

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2014-03-01 | Posted in 日記2 Comments »