日記

日記116 「後遺症」で良いのかな?

 今日8日、1月24日に招集された第180回通常国会が閉会しました。しかし今日は土曜日であるため事実上の審議は昨日で終了しています。当初はは6月21日までであった今国会です。しかし9月8日まで大幅会期延長し会期は229日間。この会期は通常国会が1月召集(1992年。それまでは12月召集)となってからは最大の会期幅です。考えれば、大臣が変わったり、離党者があったりと振り返れば様々なことがあった国会でした。特に消費税増税法案を巡っての小沢グループの大人数の離党は、民主党の事実上の分裂でした。気づけば参議院は前国会から18名が減っているではありませんか。自民党との差はわずか1名です。このままの流れでは次の総選挙での民主党の下野は間違いないでしょう。

そこで代表選の話になります。野田総理の一番の対抗馬であった細野環境相は出馬を断念しました。一時は出馬に向けて相当前向きになった細野さんに対して、執行部はそれなりの圧力をかけて断念に持っていったようです。

その現職の野田総理は国会閉会後の両院議員総会であいさつ。その中で、先の大幅離党に触れ、「大きな傷を負った」と表現しました。その後、「その後遺症に今も苦しんでいる」と続けました。私はこの「後遺症」の表現にひっかかりました。「後遺症」をどんな意味で使われたのかはわかりません。しかし私は、あまり適切ではない表現と感じました。そんな思いを小声でつぶやいていました。隣の席は馬淵前国交大臣でしたが、その馬淵さんと目が合いました。何となく私の思いと同じ思いのように頷かれたような気がしました

2012-09-08 | Posted in 日記No Comments » 
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