2019-01-04

明けましておめでとうございます。

 皆さん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 正月は柳川で過ごすことができました。昨年、母が他界し、子どもも忙しくて帰郷できなかったため、連れ合いと二人だけの正月でした。
 さて、今年は情けないほどの失態から始まりました。元旦、役場時代からの友人の突然の不幸の報が入ります。まだ現職。本当にびっくりしました。とにかく葬儀に参列。といっても喪服とする背広等々の衣服はすべて東京に置いています。あれこれ探しだし何とか体裁は整いました。あとは香典(ちなみに本人参加の場合は寄付行為に当たりません)です。急いで書いて参列し、ご家族のご厚意で特別焼香もさせていただきました。
 葬儀から帰ると今度は、友人で市議会議員のお父さんのご不幸の報が入ります。葬儀には参列できないため通夜には何とかしたいと支度をすませます。そして香典の支度です。
 筆をとって、「御香典」と書こうとすると、連れ合いが「普通、御霊前か御仏前じゃないの?」「そう?。さっきは水引封筒が入っていたビニール袋の裏面に御香典と書いてあったから、そうしたんだけど」「ん!」とここで気付きます。さっきは「香典」ではなく「香伝」と書いたような。「典」を「伝」と間違った!
 なんで「伝」と書いたのか。なぜでしょう。連れ合いから「情けない」とバカにされ、穴があったら入りたい気持ちとはこのこと。でももう取り返しがつきません。まさか「取り替える」訳にもいきません。「ああ、正月早々大失態です」。情けない。しかしなぜ間違ったのでしょう。なぜ気づかなかったのでしょう。急いでいたから?そうだ「歳のせいか」と今年63歳になる自らの年齢のせいにして気を紛らすのでした。

 皆さんに年賀状を送り挨拶をさせていただくことはできませんので、今年の文面でご挨拶。

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 出来は悪いが、仕上がりは速いことを「拙速」。
 一時のがれ、その場しのぎを「姑息」。
 原則がないことを「無原則」。もちろん安倍政権のことです。
 昨年臨時国会で久しぶりに議場登壇し、「拙速、姑息、無原則。こんな国会運営に唯々諾々と従うのか」と与党議員に喧嘩を売るような演説をしてしまいました。でも衆議院議長が異例の小言を言うくらいですから、本当に異常なほど尋常じゃない今の国会です。
 最近、半世紀前の記憶が結構しっかりしているのに驚きますが、当たり前です、もう12歳だったんですから。歳をとったんです。テレビ映像が記憶に焼きついている東大安田講堂攻防戦は、50年前の今月のこと。あんな凄いことをやってた。それにしちゃこの50年で私たちも随分優しくなったなったものだと思います。
 大学紛争を潰しに動く当時の宰相が佐藤栄作。言うまでもなく、安倍総理の大叔父。なんとなく因縁めいたものを感じます。
 牙を抜かれ続けた半世紀を反省し、猪のような牙でもって権力と向き合う年にしたいと決意する2019年初春です。
 今年もよろしくお願いします。

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2018-12-11

150年継続する富国強兵策。

 昨日、12月10日で秋の臨時国会が閉じました。この国会の目玉は何といっても入管法の改正。事実上の移民法といわれた法案です。10月24日という遅い開会日、そして48日間という短い会期では到底審議は無理といわれていました。しかし蓋を開けてみれば職権による委員会開催の強行と強引な審議で予定通り会期内で処理が終わりました。

 単一民族などという思想で日本人の純血主義を誇っていたのが我が国保守層。自民党を中心に移民政策には否定的で外国人に門戸を開いてこなかった。しかし少子化による労働力不足、低賃金の労働力需要などいった経済界からの要請は日増しに強くなります。悪知恵を働かせて仕方なしに作ったのが技能実習生制度という外国人労働者受け入れシステムです。実習期間は3年。早い話、実習という名を借りた任期3年の外国人派遣労働者受け入れ制度なのです。会社は正規社員よりも雇用調整が簡単な派遣社員の方が便利。それと同様に永住権を与える移民より3年を超えて働けない制度の方が国としても社会保障や何やらの負担も少ない。そして何より移民受け入れではないから保守のメンツも立つわけです。こうやってまともな移民政策の議論を先送りしてきた。しかしいよいよ労働力不足がさらに深刻になります。会社が派遣社員や非正規労働者がいなくては成り立たなくなっているのと同じように、日本も外国人労働者がいなくなればもたない産業(例えば建設、造船、農業、サービス業など)も出てきました。

 そこで今回の入管法改正となった訳ですが、相変わらず移民政策という根本的議論は先送りです。すべてが経済優先で動いています。労働環境がどうなるかなんて考えずに派遣法を改正する。もっと遡れば自動車産業などの儲かる業種の輸出のために木材自由化を進め、国内林業を事実上廃業させました。そのツケは今、中山間の衰退、限界集落につながり、最近では大雨で大量の流木発生です。これも手入れしなくなった山の荒れによるものです。

 さて今国会では入管法改正の影に隠れて重要法案も成立しています。一つは水道法の改正。これは水道事業への民間参入を認めるものです。事業の運営権を財産として設定し、この運営権を民間会社に売り渡すというもの。外国の水ビジネスが参入してくるのは明々白々です。
 もう一つは70年ぶりの漁業法改正です。いわゆる「浜」と言われる漁師の生業に民間ビジネスを参入させようというものです。
 いずれも市場優先、経済優先の政策です。一方で秋田、山口にはイージスアショアの建設が進められるように、防衛として本当に必要かの議論はなしに防衛費の肥大化が進みます。

 今週がNHK大河ドラマ「せごどん」の最終回です。NHKが西郷隆盛が活躍する幕末を今年の大河に持ってきたように、今年は明治150年です。西郷の親友大久保利通らが邁進した富国強兵策。日本は大政奉還からわずか40年足らずで日露戦争に勝利しました。しかしそれから40年間は無謀な戦争を拡大し続け、国内を焼け野原にして敗戦となります。その後、公害、自然破壊、急激な都市化などの様々な負の遺産を生み出した高度経済成長をも経験しました。低成長時代に入り、重厚長大中心の産業のあり方や成長一辺倒の政策に否定的な意見も大きくなります。行財政改革なども取り組まれます。しかし結果は国鉄や電電公社の分割や民営化を進めただけ。国の借り入れは増え続け、バブル崩壊後は消費増税は減税で帳消しとなり、さらなる景気対策に追われ、失われた20年を振り返ることになります。

 そして今なおたゆまぬ成長戦略が政治の中心です。加えて安倍政権は、軍需産業も立派な成長分野とする勢力と一緒になり安全保障環境変化を理由に防衛費増に血道を上げます。
 我が日本は、敗戦後の一時期を除き明治以降一貫して「富国強兵策」を続けている国です。150年たっても以前として「富国強兵」の愚策を続ける我が国の将来を憂う、そんな臨時国会でした。

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2018-10-03

奈良県橿原市に来ました。耳成山登った!

沖縄県から帰り、福岡経由で昨夜奈良県橿原市に来ました。明日が自治労奈良県本部の大会です。学習会に参加し、その後懇親会に参加。懇親会会場はこれまで何回も来てお気に入りの「小料理 元気」というお店。久しぶりに女将さんと会うとなんとお土産まで用意して貰っていました。ありがとう😊

翌朝は好天。ホテルが大和三山の一つ「耳成山」の近くだったので、このチャンスを逃すまいと行ってみることに。

昨夜の話では「ハイキングだよ」と簡単に登れるそう。確かに少し汗かくくらいで頂上まで到着できました。がしかし、さすが国有林なのか頂上には展望台も無く、基準点を示す標石のみです。大和の景色を堪能はできません。ただ三山の一つ「天香久山」の方向だけは林が切り込んでありました。
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2018-09-10

立憲民主党議員が誕生しました。沖縄県南城市議選。

沖縄にいます。
ずっと関わってきた立憲民主党沖縄県連の立ち上げ。翁長知事の突然の辞任、ご逝去にともなって予定を大幅に前倒し。先月末に県連を立ち上げ、副代表に就任。県連最初の大仕事が沖縄県初の党公認候補の選挙でした。
舞台は那覇市の西南にある南城市。昨日投開票の市議選に県連幹事長の大城たつおさんが3期目の挑戦です。そして無事当選しました。ありがとうございます!

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当選が決まり、あいさつする有田県連代表。隣が大城県連幹事長です。

話は変わりますが、選挙期間中に食べた昼食。沖縄のチャンポンとは、ぼくらが知ってる麺のチャンポンではなくて丼物でした。所変われば品変わります。6F4DB746-C531-470F-AD19-93A7F85C6B7B

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2018-07-12

アベノミクスはどこへ行った。

 最近はよく拝借ネタでブログを書いていおりますが、今回も面白い数字を整理していただいていたので紹介しますね。ネタ元は高野孟さんの「THE JOURNAL」です。
 昨夜行った行きつけの寿司屋の大将が、「高野さん先日来たよ」って言ってまして、何か大病を患って大手術をしたとか。知らなかったなあ。一人でふらっと来られて、酒好きですが流石にお酒は飲めなくて「寿司食べに来たよって言って、寿司だけ食べて帰ったよ」(大将)だそう。その寿司屋さんに高野さんを最初に連れて行ったのは実は僕で、随分気に入ってもらってTHE JOURNALでも紹介してくれたほどです。
 さて本題です。鳴り物入りで始まったアベノミクスですが、さすが最近とんと口にしなくなったという話です。
 藻谷浩介さんの「デフレの正体」(角川新書)の話もでてきます。僕は、以前安倍首相にデフレは労働力人口減とそれに政策対応してこなかったことが原因の一つと指摘したことがあります。首相は鼻で笑うように「ああ藻谷さんね」とバカにしたような雰囲気でした。
 それはさておき、異次元の金融緩和で膨れ上がった数字がこれです。
          13年3月⇒18年6月
マネタリーベース 138兆円     503兆(+365兆)
日銀の国債保有高 165兆      425兆(+260兆)
日銀当座預金    47兆      385兆(+338兆)
銀行預貸ギャップ 214兆      278兆(+ 64兆)
企業内部留保   306兆      417兆(+111兆)
ETF保有残高    1.4兆      17.2兆(+15.8兆)
 ここまでやっても消費は上向かずです。結局潤ってるのは不動産会社や資産家の一握りの人たち。僕の知り合いの不動産関係の業者さんも、不動産バブルもそろそろ危ないと1年前くらいから言い出しました。
 今度の西日本の災害。東北の復興は緒についたばかり。莫大な福島原発事故の保証や廃炉費用。熊本地震の復興もこれからです。社会保障の自然増は知っての通り。お金はいくらあっても足りないのです。そんな中でこんなお金の使われ方。未来の第2次安倍政権の歴史的評価は最悪でしょう。

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